木工職人リーダーです。
今日の成果の報告です。HOLD機構が暫定的に完成しました。たいしたことではないのだけれどもモータが回ってボールをキャッチするところを見ると感動する。私も子供ですね(よい意味で考えてください)。
レスキュー班花盃さんから動員して赤外線のセンサを作ってもらいました。完成には至りませんでしたが56個の赤外線センサケースを大体大きく切り出すところまで来ました。普段から班員に無茶ばかり言う私ですが、やはり一日でできる量はあがいてもこの程度なのかもしれません。作業を高速化するもの(工具)がほしいですね。最後のほうになってくるともち手が小さくなって切りにくいと言っていました。
さて、センサのケースについて疑問に思った方もおられることでしょう。ちょっとそのことについて説明したいと思います。
会場またはそれ以外の場所でもそうなのですが、赤外線のセンサは外乱光を受けやすいと言うことは知っていますよね。これは誤認識にもつながることなので避けねばならない問題です。そのためにロボットにひさしを作り、それに下からの外乱光を防ぐためにも広い床を作るわけです。だが当然ロボットにはそういう場所はないしあったとしても邪魔ですね。邪魔であるならば木で小さな箱を作りその中にわずかなある特定の角度の光を入れてやればいいのではないかということです。もし外乱光がなかったとしてもフォトトランジスタの広角は360°/16方位ぴったりではありませんのでセンサーが同時に二つ反応しないようにもやはり木箱は必要だと思います。ソフトウェア製作社はハードのバグのことも考えて多分二つ反応したときのことも考えるかもしれませんが精密は重要です。
僕は技術というものは超天才的人物により生み出された新しいシステムと精密さなのではないでしょうかと考えます。いろいろ考えますが精密さにも気を配っていきたいと思います。
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