木工職人リーダです。今日は作った回路が動かなかったので赤外線ボールに対する距離の変化に伴う赤外線センサの抵抗値を調べました。
使用した発光素子:RCJ-04(TLN119相当)
使用した受光素子:TPS616
環境:蛍光灯が付いている部屋でセンサの覆いなし
100mm :200kΩ
300mm :500kΩ
1000mm:2MΩ
2000mm:4MΩ
といった感じです。どうやらロボカップ用のボールの赤外線の出力が弱いのでこのように抵抗値が大きいままになったのだと思います。データシートを参照してみると光電流(uA)と放射照度(mW/cm2)が一次関数の関係になっていました(私の眼か脳が誤作動しない限り)。ただ、この超ハイインピーダンスの増幅をそうやってしよう?
一応、センサが2000mm離れた赤外線を検出したので理論上このセンサで端から端のボールを検出することが可能ということがわかりました。例の”センサボックス”は最高入射角度がtan(11/40)位にしておきますので多分外乱光の心配はありません。ちなみにtan(11/40)って15度くらいですよね~。
しかし、残念ながら作った回路はこの受光素子の抵抗値を10k~50kΩを想定したものであったので回路を変えないといけないことになりました。ああ、面倒です。以前の測定には人体(私)がテスタの低光景に並列につながれていたので出てきた値は30kΩとか上記の資料からすればいい加減な値でしたが、そのまま作っていました。だから動かなかったんだと思います(回路のミスもあった)。余談ではありますがTPS616は私の見た限り一番安いところではひとつ50円で売られていました。
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調べてて思ったんだけどトランジスタのベース接地がけっこう使えそうだよ。
もしくはOPアンプで対数増幅か、インピーダンスをいろいろいじってOPアンプとトランジスタでなんとかするとか、OPアンプで作動増幅とか。いろいろ方法はあるし試してみる価値はある。
コメント by 55tomo — 2010年1月15日 @ 23:39